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アナログ無線機の使用期限

アナログ無線機の使用期限

多くのアナログ無線機が まもなく使用期限を迎えます 準備は出来ていますか?

工場などで多く使われているアナログ簡易無線機や 旧スプリアス規格の無線機は、 2022年11月末を過ぎると使用できません。


UHF帯アナログ簡易無線機や
旧スプリアス規格の無線機を
お使いではありませんか?


2022年12月1日以降使用できなくなる無線機

  • UHF348MHz帯を使用するアナログ方式の簡易無線局(小エリア簡易無線曲)
  • UHF465MHz帯を使用するアナログ方式の簡易無線※
  • 旧スプリアス規定の無線機(不明なものも含む)

※465MHz帯のアナログ方式とデジタル方式の両方が使えるデュアル方式の簡易無線曲についても、アナログ方式の使用期限は2022年11月30日までとなりますので、期限までにアナログ周波数の発信ができない様に、無線設備(無線機)の改修を行う必要があります。


UHF帯アナログ方式の簡易無線局

限りある電波の有効利用のために、簡易無線局はデジタル化が進められています。2008年8月の総務省告示で周波数割当計画が変更され、デジタル方式の周波数が割り当てられたことに伴い、アナログ方式の周波数の使用終了期限が2022年11月30日までと規定されました。
 

旧スプリアス規定の無線局

無線機のスプリアス(発射)とは、決められた周波数から外れる不必要な電波のことを指します。無線機の構造上の問題で、スプリアス発射はどうしても起こってしまいますが、他の無線通信や電子機器の動作を邪魔しないために、この不要電波の発射は可能な限り抑える必要があります。世界無線通信会議において、無線設備のスプリアス発射強度の許容値に関する無線通信規則が改正され、それを受けて日本でも関係省令及び関係告示が改正され、2005年12月より新たな規定が適用されています。旧スプリアス規定の無線機については、経過措置として2022年11月30日までは使用できることになっていましたが、その期限がいよいよ迫ってきました。2022年11月30日以前であっても、旧スプリアス規定の無線局は免許を更新する際に、有効期限は通常の5年ではなく、2022年11月30日までの期限となってしまいます。

 

設備更新のススメ

アナログ方式の簡易無線局や旧スプリアス規定の無線局の多くは、10年以上前に製造されたものです。また、販売停止から既に5年以上経過しているものが多く、故障した際の修理も難しくなってきています。何より、古くなった無線機はその分故障しやすくなっています。お客様の重要な業務を、急な故障で止めないためにも、この機会に無線機の設備更新をお勧めいたします。

また、改修作業が必要となるアナログ・デジタルデュアル方式の簡易無線局についても、最新のデジタル専用機への買い換えは、音質の大幅な向上、デジタル遅延の解消、小型・軽量化などの様々なメリットがあります。

 

該当する無線機

当社が過去に製造・販売した製品では、GL2000、GP3188、GP3688、GP328、GP338、Handie Talkie III、VISAR、VISAR II、GM3188、GM3688の多くのモデルが該当します。また、GDB3500、GDB4500、GDB4800、GDB4000などのデュアル方式の簡易無線局も、改修作業が必要となる場合があります。その他、他社製の無線機でも同時期に販売されたものは同様に更新が必要となります。設備更新・買い替えのご相談は、どうぞお気軽に当社までお問い合わせ下さい。

より詳細なご案内は、以下のページをご参照下さい。